狩猟にはたくさんの道具が必要です。そのため、道具は厳選しておきたいものです。藪こぎ(藪をかき分けながら進むこと)の鉈(ナタ)が欲しくてネット検索していると、鉈と槍の両方の機能がある「フクロナガサ」という刃物があることを知りました。

本格的なフクロナガサは数万円ですが、コールドスチールが販売している「ボウイ ブレード ブッシュマン ナイフ」というフクロナガサは数千円でした。早速、購入し使い勝手を試してみました。

コールドスチール/COLD STEEL ボウイ ブレード ブッシュマン ナイフ CS95BBUSS
持ち手の部分が中空。持ち手に柄を差して槍にできる

細身のバージョンもあるようです。

濡れると柄の部分が滑りそうなので、熱収縮ラバーグリップ(内径30mm)を取り付けました。また、槍として使う時、柄からフクロナガサが抜けないよう縛り付けるため、尻手ロープを取り付けました。尻手ロープは持ち手の中に収納しておきました。

藪こぎをした感じは、女の私には重すぎず軽すぎずでとても使い勝手がいいです。いざという時のファイアースターターが付いてこの値段なら、狩猟入門の道具とても良い鉈だと思います。

槍として使うためのフクロナガサの柄はホームセンターで数百円で買ってきました。柄の先を削り、柄にも熱収縮ラバーグリップ(内径30mm)を取り付け、尻手ロープを取り付ける穴を開けました。これでフクロナガサの柄が完成です。柄は、山歩きの杖としても利用できます。

止め刺しした感想ですが、薄刃で幅広なので、きれいにまっすぐスッと刺さり放血できました。薄刃なので曲がらないように、刺したらすぐに抜いたほうが良さそうです。一体成型なので、血だらけになってもお手入れはとても簡単です。藪こぎの鉈としても、止めさしの槍としても「ボウイ ブレード ブッシュマン ナイフ」をとても気に入っています。

↓ ベテランハンターになったら良いフクロナガサを買いたいと思います。

100kg超級のオスイノシシもこのフクロナガサで仕留めることに成功しました。