カメノテを買って食べてみてください!
最近、愛知県西尾市の三河一色さかな村でカメノテを良く見かけるようになりました。昔から地磯の獲物として自家消費されていたようですが、TOKIOの番組「ザ!鉄腕!DASH‼」で一気にメジャーな食べ物として広まりました。
見た目はグロテスクですが、エビ・カニの仲間で、味はとっても美味。出汁も良くでますので、みそ汁でも美味しく召し上がれます。食べ方は以下のcookpadのサイトからご覧ください。
隣のあの子が100%結婚相手!?
カメノテとフジツボは同じ仲間です。夫は大学でフジツボの研究をしていました。そんな夫から興味深い話を聞きました。
カメノテやフジツボは雌雄同体ですが自家受精はできないそうです。少しわかりやすく説明すると、一人で男性と女性の役割を果たすことができますが、自分一人だけで子供を作ることはできないということだそうです。
さらにカメノテやフジツボは、岩などに固着していますので、自分の回り以外に結婚(交尾)相手を選ぶことができないそうです。
夫曰く、「フジツボを飼育していると、隣のあの子に生殖器を挿入しているのに、後ろのあの人から生殖器を入れられるんだよ。女役は何だかモジモジしているしスゴイよね!」と理系くん特有の圧が強めの説明 (*_*;ノ)ノ !!
なんとも、カメノテやフジツボの世界はヒト視点で見ると、何だかすごい世界ですね。
カメノテには漁業権が設定されている場合があります。自身で採取する場合は地元の漁協に確認してくださいね。
今日の三河一色さかな村へのコロナウイルス感染症の影響
三河一色さかな村の有名人「ハイハイおじさん」やブログで出漁情報を掲載している深谷水産さんにコロナウイルス感染症の影響を聞きました。
料亭や旅館に行く人が少ないため高級魚は値下がりしているそうです。屋内での催事が自主規制されていることから、三河一色さかな村への来場者は増加し、大衆魚は値上がりしているそうです。
今日の朝市の状況は下の写真のとおりでした。カキの身入りがとてもよかったので、まとめ買いしてしまいました。
右下、小振りなアジが600円 アサリ800円~ ナンカイボラ800円~ やスダレガイ500円 メバチマグロ ワカメの茎 500円 圧巻 オオニベ5,500円 アカエイ切り身 量が少なく500円 なぜか養殖ヒラメが売ってあった
カキ 1個150円 表面を洗い、鍋に少量の水と酒を入れて蒸す 蒸し終わったら殻を外す 身がパンパンです