くくり罠の踏板の自作は、女性にとってハードルが高く、私は専ら市販品を購入して利用しています。購入した踏板6種類について、メリットとデメリットを整理してみました。
私のオススメは、オリモ製作所の「OM-88X型」です。では、以下にメリットとデメリットを説明します。
はじめは、イノホイの「くくり罠用踏板イノシシホイホイ」です。ワイヤーを掛けるアームが短いためか、くくる高さは10cm程度と今回比較した踏板の中で最低でした。メリットは、価格が安く、ワイヤーのセットが比較的簡単でした。デメリットは、プラスチック製なので壊れやすく、踏板面積が小さいです。くくる高さは他の踏板の半分以下でした。
2番目は、メルカリで購入した「石尊(せきそん)」です。くくる高さは20cm程度と平均的な高さでした。メリットは、弁当箱部分がないので設置が簡単で、比較的安く、構造が簡単な分、耐久性がありそうです。デメリットは、弁当箱部分が無いので地面が軟らかいと作動しなかったり、踏んで作動する部分が狭いことです。
3番目は、オリモ製作販売株式会社の「OM-88X型」です。くくる高さは20cm程度と平均的な高さでした。メリットは、価格が比較的安く、金属製であるため耐久性があることでしょうか。デメリットは、特に無いように感じました。
4番目は、株式会社旭興機の「ガイド式くくり罠 KS-12」です。くくる高さは15cm程度と平均的な高さよりやや低い値でした。メリットは、金属製であるため耐久性があることでしょうか。デメリットは、くくる高さがやや低いことです。
なお、ネットでの販売はやっていないようです。
5番目は、メルカリで購入した「跳ね上がるくくり罠」です。「跳ね上がると」名前が付いているだけあって、くくる高さは25cm程度と今回比較した中では最高の高さでした。メリットは、高い位置をくくれることでしょうか。デメリットは、値段がやや高く、踏板に厚みがあり、アームにバネが付いているためセットにやや手間がかかることでしょうか。
最後は、株式会社イシモクの「トラップ・ジャパン・イシモク式」です。くくる高さは15cm程度と平均的な高さよりやや低い値でした。メリットは、使われている鉄板も厚くかなり頑丈であり、細かく荷重調整できます。また紛失防止のために細いワイヤーが付いています。デメリットは、作りがしっかりしているため値段が高く、作動する重さを調整できるため弁当箱部分が厚くなっており、くくる高さがやや低いことです。
以上、6つの踏板を比較してみました。また、性能を比較した動画も作成してみました。ぜひ、ご覧ください。