2021年は、豚熱(豚コレラ)の影響が小さくなったためか、仕掛けてある観察カメラにイノシシが多数写っています。特に、体毛が貧弱で「毛貧=ケビン」と名付けたメスイノシシの「ケビン母さん」。子育て上手で5匹の子供が大きくなりました。農作物被害が大きくなる前に捕獲しなくてはいけません。捕獲した獲物はしっかり頂く。この子達の肉を保管するため、冷凍庫を空けておかなければなりません。

 イノシシ肉の我が家の定番は「焼肉」。その他、料理サイトcookpadのイノシシ料理で1位を獲得した「角煮」、大量消費ができる「アイスバイン」、酒の肴にピッタリの「レバーフライ」と約一週間ぐらい毎日夕食にイノシシを食べていました。付け合わせの野菜は、獣害に苦しむ農家さんから頂いた野菜。肉も野菜も0円メシです(ついでにお酒の糖類もゼロのラインナップ!)。

 各料理の作り方は、料理サイトのcookpadに掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

Cpicon 愛知のジビエ イノシシの角煮 by 黒鯛チヌ子 Cpicon 愛知のジビエ イノシシのアイスバイン by 黒鯛チヌ子 Cpicon 愛知のジビエ 猪レバーフライ by 黒鯛チヌ子

 ハクビシンは肉にクセがないためどんな料理にも向きます。特に骨から美味しい旨味が出るので、我が家ではもっぱら煮込み料理の「カレー」か「スープ」。ときどきグリルです。昼ご飯もハクビシンカレーを小分けして0円メシで過ごしました。

Cpicon 愛知のジビエ ハクビシンのカレー by 黒鯛チヌ子

 タヌキは、目についたものを何でも食べる(「好機主義的雑食」というそうです)ので、食べ物によって肉の臭いがかなり違います。私が食べたタヌキ肉はホコリ臭があり、とても食べられたものではありませんでした。先輩猟師さんによると、タヌキの肉を調理する前には臭みの元である脂を落とす必要があり、そのために何度も煮こぼすそうです。タヌキのグリル。タヌキは緑のたぬきそば(←茶そば入りです。どうしてもやりたかった!)。

Cpicon 愛知のジビエ 緑のたぬき蕎麦 by 黒鯛チヌ子

冷凍庫は空っぽで準備万端です。