6月に入ると私はソワソワしてきます。不定期に三河湾の堤防にクロダイの姿を探します。過去11年間の私の釣果を見ますと三河湾の堤防でのクロダイ釣り盛期は5月下旬から10月くらいまででしょう。私の好きなクロダイの前打ち釣りも6月上旬からシーズンインです。2021年は、5月下旬の満月の大潮で多くのクロダイが三河湾奥の堤防に入ってきました(図1)。 

図1 堤防を500m歩いて目視できたクロダイの数(2021年)
(参考)堤防を500m歩いて目視できたクロダイの数(2020年)


 残念ながら実釣はしていませんが、昨年より早いシーズンインでソワソワしてきています。釣り具を点検して、近々、釣行したいと思っています。

昨年、師匠(夫)がカニの餌で釣り上げた初物クロダイ(47cm)

前打ち釣りの良いところ

 「自分で餌が獲れるのでエサ代がタダ」「消耗品のコストが安い」「獲物が大きい」「堤防なので手軽・安全」などです。まさに前打ち釣りは、老後の趣味にピッタリです。そのため、しっかりと腕を磨いて、趣味として自慢できるようにならなければなりません。

前打ち釣りの悪いところ

 前打ち釣りの最も大切な道具は竿です。クロダイが居るところまで軽い仕掛けを運び、繊細なアタリを伝える。私はDaiwaのファンなので、前打ちの竿もDaiwaを使っています。少々、高価ですが、クロダイがカニを噛み砕く感触が手元まで伝わってきます。
 お気に入りの道具を長く使う。これが節約の肝ですね。