皆さん、読み終わった本の整理はどうしていますか? 本棚にしまう。その辺に積み上げておく。古本屋に売る。などなど。
老後の終活には物の整理が必須です。量が多く整理できない品物として、衣類や本があげられますが、私がお勧めする本の整理法は「本を図書館へ寄付する」です。
本を手放せない理由
本に限らず、物を手放せない理由を突き詰めていくと、「懐かしさや思い出」と「今後、使うかも」の2つがあります。
「懐かしさや思い出」への対処については、必要なページを写真やスキャナーで電子化しておけば、検索も楽ですしスペースも取りません。私はスマホで本を撮影してパソコンやgoogleフォトで整理しています。
特にグーグルフォトは、パソコン、スマホの両方からアクセスできますし、保存容量が無制限(2020年12月現在)なのでとっても重宝しています。(2021年6月からは無制限でなくなるようです。)
「今後、使うかも」については、本を図書館に寄付することをお勧めします。私の住んでいる町の図書館では、雑誌、参考書、傷んだ本は不可ですが、ジブリ映画の絵本など子供に人気の本は何冊あっても困らないので傷んでいても引き取ってくれます。
寄付された本は、司書の方が分類して「図書館で貸出する本」と「年に一回あるバザーで売る本」に仕分けされます。
貸出に回った本は、図書司書の方が本棚に整理・収納してパソコンで検索できるようにまでしてくれます。寄付した本を読みたくなったら借りてくればいいのです。すごく良い本だと思ったのに、「バザー行」になっていたら残念ですが…。
「1年以上読み返さなかった本は図書館に寄付」や「この本棚に入りきらない本は図書館に寄付」という自分ルールを決めてしまえば、機械的に整理できますよ。
読んだ本の内容の整理
「あの内容はどの本にかいてあったかな?」と思い出せない場合もあります。先の写真やスキャナーが記憶を辿るヒントとなるかもしれませんが、読むのに時間がかかります。
そこで、読んだ本の内容を紙1枚にまとめるのはいかがでしょう。紙1枚にまとめることで、本の内容が記憶に定着します。
紙1枚のまとめ方は、独学でも良いのですが、師匠(夫)は以下の本を参考にしてやっています。もちろん、まとめた紙も電子化して、物の整理と検索性を高めています。
私はもっぱらアナログ派です。紙のノートに気に入った記事の要約をまとめています。検索には時間がかかりますが、まとめるにはお手軽です。そして何より、私は字を書くことが好きなのです。